消化器内科

消化器内科

概要

消化器内科では、主に、消化器腫瘍の診断・治療と、消化器急性、慢性疾患の診断・治療を行っています。

腫瘍については、内視鏡的大腸ポリープ切除術や内視鏡的食道・胃粘膜切開剥離術(ESD)といった、内視鏡的消化管治療を積極的に行っています。これにより早期の消化管悪性腫瘍(がん)に対して、開腹を伴わずに侵襲の少ない治療を実現しています。
さらに、高齢者や高リスク疾患を持つために、消化器の進行癌に対する大きな手術ができないような方に対しても、日常生活動作(ADL)を向上させるために、各種消化管ステント治療を積極的に取り入れております。食道ステント、十二指腸ステント、胆管ステント、大腸ステントの治療が可能です。

急性疾患では、吐血、血便といった急性消化管出血に対して、内視鏡的止血術を中心とした治療を行っております。また、総胆管結石・胆管炎に対しても、内視鏡的治療を施行しています。急性肝炎、急性胆嚢炎、急性膵炎などについても随時対応しております。経鼻内視鏡や鎮静下の内視鏡検査も行っておりますので、内視鏡検査が苦手な方もどうぞ一度外来にお越しください。

胃がん検診成績表

令和2年度米沢市胃がん検診精検結果グラフ(発見疾病延べ数40歳以上)
令和2年度米沢市大腸がん検診精検結果グラフ(発見疾病延べ数40歳以上)

※上のグラフは、山形県がん検診成績表 R2年度市町村成績表を基に作製したものです。

令和3年度内視鏡検査件数(2021年4月~2022年3月)

検査

上部消化管内視鏡検査1884件
下部消化管内視鏡検査1066件
上部消化管超音波内視鏡検査102件
内視鏡的逆行性胆道膵管造影検査(ERCP)149件

令和3年度治療件数(2021年4月~2022年3月)

食道

内視鏡的食道静脈瘤結さつ術5件
食道ステント留置術3件
食道狭窄バルーン拡張術8件

内視鏡的胃粘膜切除術(EMR)7件
内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)34件
内視鏡的胃ろう造設術20件
内視鏡的胃ろう交換術0件
内視鏡的消化管止血術88件
内視鏡的消化管異物摘出術13件
内視鏡的胃十二指腸ステント留置術3件

大腸

内視鏡的大腸ポリープ切除及び粘膜切除術284件
内視鏡的大腸ステント留置術5件
内視鏡的小腸結腸止血術9件

胆膵

内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)47件
内視鏡的胆道ドレナージ術(ERBD・ENBD)116件
内視鏡的胆管結石除去術44件
内視鏡的胆道ステント留置術(EMS)3件

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