事業管理者のあいさつ

事業管理者のあいさつ

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米沢市立病院は昭和33年(1958年)に開設され、以来約60年の歴史を持っています。米沢は上杉米沢藩の名君上杉鷹山が医学校“好生堂”を建て、医学振興を図ったことから、多くの藩医等の子弟が遠く長崎などで最新の西洋医学を学び、地元に戻り、地域医療や医学の発展に貢献しました。
そのため“東北の長崎”と評価されました。このような輝かしい伝統のある地域の医療を更に発展させるため、職員一同力を合わせて当院の医療理念である「地域医療への貢献、安心できる医療、良質で公正な医療の提供」の実践に取り組んでいます。


近年、病院施設の老朽化が進んできたことから、病院の建替の検討がなされていました。地域の限りある医療資源を有効に活用する観点から、2017年に開催された「米沢市医療連携あり方検討委員会」にて市内の三友堂病院と今後の医療連携について協議し、米沢市立病院は急性期医療を担い、三友堂病院は回復期機能を担うという機能分化・連携強化を進めることになりました。


現在、両新病院を米沢市立病院の敷地内に隣接して建設し、民間資本を活用したアメニティーセンターを中間に配置して両病院を連結するという工夫を凝らした設計のもと、建設工事が進められています。2023年度7月の完成、同年11月の開院をめざしています。


今後、少子高齢化・人口減少が進み、医療・介護・福祉のサービスの需要が変化してくることが見込まれることから、それらに適切に対応するため、山形県策定の地域医療構想や米沢市が進める地域包括ケアシステムの構築と整合性がとれるよう地域の関係機関と連携し地域の皆様に信頼される保健・医療・福祉サービスの提供に取り組んでまいります。

令和4年4月1日
米沢市立病院 病院事業管理者 渡邊孝男

病院事業管理者 渡邊孝男

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