栄養管理科は、外来診察や入院治療を受けられる方々に対し、最適な栄養状態を保ち、治療効果を上げる為の手助けとなる事を目的として活動しています。
栄養管理科紹介、有資格者
栄養管理科スタッフ (2024年9月現在)
科長(第二内科医長) 1名
管理栄養士 6名
栄養士 1名
事務 1名
有資格者 (2024年9月現在)
山形県糖尿病療養指導士 3名
NST専門療法士 1名
小児アレルギーエデュケーター 1名
骨粗鬆症リエゾンマネージャー 1名
山形県肝炎医療コーディネーター 2名
栄養管理の方法
入院時の栄養スクリーニング、既往歴、身体計測、食事摂取状況などをもとに患者様の栄養状態を評価しております。治療の影響で食事が進まない方や低栄養状態が続いている患者様には管理栄養士が食事の調整を行います。入院が予め決まっている患者様には、患者サポートセンターにてご自宅での食事摂取状況、食物アレルギーの有無等のお話を伺っております。入院後の栄養管理・食事提供が円滑に行われるために、食事への不安点・疑問点などございましたらお話ください。
NST(栄養サポートチーム)
医師、歯科医師、薬剤師、看護師、言語聴覚士、臨床検査技師、管理栄養士から構成されるチームが週に1回(木曜日)、カンファレンス・回診を行っております。主治医より依頼があった患者様に対して、医療に関わる多くのスタッフが共同して栄養状態を評価しています。患者様の治療にあった栄養状態を目指し、活動しております。
栄養相談
個人栄養相談(外来・入院)
平日 9時~12時、14時~16時 予約制
・糖尿病透析予防指導
医師、看護師、管理栄養士が共同して相談を行います。
・外来心臓リハビリ時の栄養相談
塩分推定摂取量の検査結果などを元に栄養相談を行います。
※栄養相談をご希望の方は、主治医又は担当看護師へお申し出ください。
集団栄養相談
糖尿病教室 ※時期未定
食事提供、お祝い膳
2023年11月の新病院開院時より、患者給食業務をアメニティセンター5階の三友堂給食センターに全面委託しております。調理方法はニュークックチルシステムを導入し、「大量調理施設衛生管理マニュアル(厚生労働省)」及びHACCPの概念に基づき、安全で安心な食事の提供を目指しています。
食事時間 | 朝食:8時 昼食:12時 夕食:18時 |
調理方法 | ニュークックチルシステム |
食事の種類 | ◎一般食 常食、軟菜食(分粥菜、流動食)、 ライフステージ別の食事(妊産婦食、学童食、幼児食、離乳食)、 咀嚼・嚥下障害のある方への食事(咀嚼訓練食、嚥下訓練食) 食欲低下のある方への食事(ホープ食) ◎特別治療食 エネルギー調整食、貧血食、塩分調整食、腎臓病食、肝臓病食、脂肪調整食、 潰瘍食、低残渣食、消化器術後食、扁桃摘出術後食 ◎経腸栄養 液体、半固形 ◎検査食 大腸内視鏡検査食、注腸検査食 |
食事形態 | 当院の食形態一覧(PDF) |
出産お祝い膳
ご出産された方へお祝膳を提供しています。
提供曜日:月曜日、木曜日、土曜日の昼食
小児アレルギー負荷試験
食物アレルギーがあるお子さんを対象に、医師、看護師、管理栄養士などが共同して食物経口負荷試験を行っております。現在まで、鶏卵、大豆、小麦、牛乳、えび、かに、魚だし、ピーナッツ、そば、くるみなどの負荷試験を実施しています。負荷試験の結果に基づき管理栄養士が栄養相談を行っております。安心してアレルギー食品を食べれるように、ご自宅での食べ進め方や注意点などをお話しております。