歯科用X線撮影
2019年4月に歯科口腔外科新設に伴い、デンタルX線装置・歯科用パノラマX線撮影装置・歯科用断層X線診断装置VeraviewX800を導入しました。
この装置は従来の歯科用パノラマ撮影装置と歯科用CT装置が一体になっている装置です。歯科用CTとは歯科領域に特化したCT装置のことで、通常のパノラマ撮影やデンタル撮影では診断困難な場合に検査をおこないます。
- デンタルX線撮影は、口の中にイメージングプレートという検出器を入れて撮影をおこないます。
- パノラマ断層撮影は、歯科口腔外科で必要とされる歯列全体の撮影をおこなう検査です。
- 歯科用CT撮影は、通常の医科用CT装置と同様に様々な角度から断層像を作成することができ、3次元画像も作成することが可能です。
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どんな検査をするの?
- パノラマ撮影は、原則、立った状態で頭を固定して行います。(立てない方は、座位で撮影します)
- 歯科用CTも同様に原則、立った状態で頭を固定して撮影します。
- 検査中、息を止める必要はありませんが、頭や体を動かさないようにしていただく必要があります。
- 検査時間は、約5~10分程度かかります。
被ばく線量は?
放射線の測定には Sv(シーベルト)と言う単位を用います。日常生活で自然に浴びる放射線が、年間 2.4mSvと言われています。ちなみに、東京からニューヨークまで飛行機で移動した場合、0.2mSvの放射線をあびることになります。
- デンタルX線撮影 : 0.01mSv/回
- パノラマX線撮影 : 0.03mSv/回
- 歯科用CT : 0.1mSv/回
