地域医療支援病院

地域医療支援病院

米沢市立病院は、令和2年7月22日付けで山形県知事より【地域医療支援病院】として承認されました。

地域医療支援病院とは

従来の総合病院に代わる新たな制度として、1997年の医療法改正で創設された制度で、紹介患者に対する医療提供や、医療機器等の共同利用を通じて地域の医療機関を支援する能力を有し、地域医療の中枢病院としてふさわしい構造設備を有するものについて、都道府県知事が医療審議会の意見を聞いて名称使用の承認を認めるものです。

【地域医療支援病院】の承認を受けたことにより、第一線で地域医療を担う「かかりつけ医」の皆様を支援し、今後も地域の医療機関との連携を強化します。
また、地域の医療機能を担う基幹病院として、地域完結型の医療提供を目指し、医療の質とサービス向上に努め、患者さん中心の安全で安心な医療を提供し、皆様から信頼される病院として地域医療の貢献に努めます。

地域医療支援病院としての役割

  1. 紹介患者に対する医療の提供(かかりつけ医等への患者の逆紹介も含む)
    「かかりつけ医」などから紹介された患者さんを積極的に受け入れて医療提供を行い、病状が安定した場合には、紹介された「かかりつけ医」のもとでその後の診療と経過を診ていただくといった医療連携を推進します。
  2. 救急医療の提供
    病院群輪番制による二次救急病院として、東南置賜地域の救急患者の受入れを担い、入院が必要と判断される患者さんを24時間受入れし、充実した救急医療を提供します。
  3. 医療機器等の共同利用の実施
    医療機器の共同利用として、CT・MRI・RI等の検査予約や院内施設(図書室、会議室等)の共同利用を推進します。
    また、登録医から紹介された患者さんに対しては、共同診療病床を利用し、登録医と当院担当医による共同診療について推進します。
  4. 地域の医療従事者に対する研修の実施
    当院と地域の医療従事者との病診連携を深めるとともに、医療機関等に勤務する医療従事者の資質の向上に努め、それぞれの職場において広くその能力を発揮できるよう育成することを目的として、様々な分野の研修会を企画・開催します。

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